ニタ|ひとり社長の軽トラDX

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場面5「複数のAIや仕組みで、回していくとき」 4/40本目

直接つながらない2つの道具は、間に1つ挟めば連携できる

使いたい道具どうしが、直接はつながらない。連携の設定を調べて、そう分かったとき、諦めてしまう社長は少なくありません。僕も、同じ壁にぶつかりました。この記事では、2025年の11月に「間に1つ挟む」ことで解決のめどを付けた経緯と、今から真似できる進め方を書きます。

録るだけで記録が残る仕組みを作りたかった

2025年の11月、僕は録音機の安売りを調べて、人に導入を勧めていました。録った話の文字起こしを、自動で顧客管理に入れたい。そう考えたのが始まりです。ところが、ゴーハイレベルは、Notionとは直接つながりませんでした。そこで、間にMakeを挟んで、文字起こしをNotionからMake経由でゴーハイレベルに流す連携を組むことにしました。このときの僕の状況は、「今もうちょいで組める感じなんすよ」という言葉のとおりでした。完成の一歩手前まで来ていました。

同じ11月には、別の連携も進めていました。スマホで写真を撮ると、AIが投稿文を作り、スプレッドシートに入る。そのアプリを外の人に作ってもらいました。そして、スプレッドシートに入った内容を、Makeで予約投稿へ手作業なしでつなげられるかを調べるよう指示しました。手作業で取り込むやり方は、すでに実験済みで、次はMakeでの連携に進む段階でした。

分かったのは、間に挟めばつながるということ

分かったのは、間にMakeを挟めば、つながらない道具どうしも、つなげられるということです。直接の連携が無いからといって、諦める必要はありません。その結果、録るだけで記録が残る仕組みを、自分で組めるようになり、人にも勧め始めました。

今日から真似できる手順

画面や機能は変わるので、考え方を書きます。

1. つなぎたい道具を、2つ書き出す

「何から何へ」を、1行で書きます。たとえば「録音の文字起こしを、顧客管理に入れたい」です。出発点と行き先がはっきりすれば、AIに相談もしやすくなります。

2. 直接つながるかを、まず確かめる

公式の説明や、AIへの質問で、直接の連携があるかを調べます。あれば、それが一番簡単です。なければ、次へ進みます。

3. 間をつなぐ道具を、探す

MakeやZapierのように、道具どうしの橋渡しをする道具があります。AIに「AからBへ、間に挟める道具はあるか」と聞けば、候補を挙げてくれます。

4. 手作業で1回、通してみる

自動にする前に、手でデータを1件動かして、行き先で読めるかを確かめます。手で通ったものは、あとから自動にしやすくなります。僕も、手作業の取り込みを先に実験してから、次の連携へ進みました。

途中で止まりやすいところ

連携で止まりやすいのは、データの形が合わない場面です。たとえば、日付の書き方が違ったり、1つの欄に入れる文字が長すぎたりします。そんなときは、止まった画面をAIに貼って、「このエラーの意味と直し方を教えて」と聞きます。また、間に挟む道具が増えるほど、どこで切れたのかが分かりにくくなります。つなぐ区間ごとに、1件ずつ試して、どこまで届いたかを確かめていくのが近道です。

録音を文字にして活かす、日々の使い方

録るだけで記録が残る仕組みは、社長の仕事とよく合います。商談のあと、車の中で話した内容を録音しておく。それが文字になって、お客様の記録に入る。手で書き起こす時間が、まるごと減ります。僕がこの仕組みを人に勧め始めたのも、記録を書く手間が減って、お客様との次の動きに時間を使えるようになるからです。文字起こしには、聞き間違いが混ざります。固有名詞や数字は、あとで自分の目で見直してください。AIに「聞き間違いがありそうな箇所を挙げて」と頼むと、確認の手間も減ります。

もうすぐ完成という時に、やっておくこと

連携が「もうちょいで組める」段階では、気持ちが先走ります。そんなときほど、最初の1件を、手で通した記録を残しておきます。どの欄に何が入るかを、画面の写しで残せば、あとで再現できます。また、連携が組み上がったあとの試験には、お客様の本物の情報を使わず、ダミーの1件を使ってください。ダミーで確かめてから本物に切り替えれば、間違った情報が、お客様の記録に入る事故を防げます。

気をつけること

間に道具を挟むと、そのぶん、情報の通り道が増えます。お客様の情報を流すときは、通る場所を把握しておいてください。また、連携は、元の道具の仕様変更で、ある日止まることがあります。止まったときに気づけるよう、通知の設定も一緒に入れておくと安心です。完成の一歩手前で粘りすぎるのも、避けたいところです。区切りを決めて、動く部分から使い始めます。

今から始める社長へ

つながらないと分かったときが、工夫の始まりです。間に1つ挟めば、道は開けることがあります。まずは、つなぎたい2つの道具を、紙に1行で書いてみてください。