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場面5「複数のAIや仕組みで、回していくとき」 36/40本目

手作業が1つ入ると、そこで止まる。自動化できる所を少しずつ増やす

道具は便利なのに、更新や投稿がいつも止まる。その原因は、意外にも、1つの手作業かもしれません。この記事では、2026年2月に僕が整理した、手作業のボトルネックの考え方を、社長向けにまとめます。

便利な道具でも、中身と更新で止まる

2026年2月4日、僕は、複数のブログへ記事を振り分けて書き、作成から更新まで完全自動で回るようになったと振り返りました。それまでは、プラットフォームが便利でも、コンテンツ作りと更新で止まっていたのです。自動で回るようになった今は、僕は、Antigravityとやり取りするだけになりました。

手作業が1つ入ると、詰まる

僕が気づいたのは、手作業が1つ入ると、そこがボトルネックになる、ということです。流れ全体が速くても、人が手でやる所は、忘れたり、後回しにしたりします。そこで、自動化できる所を、少しずつ増やすことにしました。6つほどのブログに振り分けて書けるか聞いたら、「そう設計したからできる」と返ってきたのも、印象的でした。

独り言を、毎日の記事にする

2026年2月26日、僕は、作業中の独り言を文字起こしして、記事にする流れを作りました。試行錯誤をつぶやき、ほぼリアルタイムで発信すれば、一次情報になると考えたからです。手作業が1つ入ると、人は忘れます。だから、完全に自動化することにしました。1本目は、1時間ほどかかりました。2本目は、30分を目標にしました。

自分の仕事で試す手順

ここからは、社長が自分の仕事で、詰まりの場所を探す手順の提案です。

1. 流れを書き出す

くり返す仕事の流れを、箇条書きで書き出します。「材料を集める」「書く」「確認する」「出す」のように、4〜6段で十分です。

2. 人の手が入る所に印をつける

各段のうち、人が手でやっている所に、印をつけます。

3. 止まりやすい所を見つける

印の中で、後回しになりやすい所、忘れやすい所を探します。そこが、ボトルネックです。

4. 1つだけ自動にする

ボトルネックを1つだけ、道具やAIに任せます。全部を一度に変えず、1か所ずつ減らします。

完全に自動にしなくていい所

確認や判断の所は、人が見るべき場所です。自動にするのは、決まった手順でできる所だけにします。お客様に出す物の最終確認は、人が残すのがおすすめです。

独り言を記事にするコツ

独り言は、短く区切って録ります。1回の録音は、5分を目安にします。思いついた課題や、うまくいった工夫を、その場で話します。文字にしたあと、AIに「記事の形に整えてください」と頼みます。

よくある疑問:自動にして、質は落ちませんか

自動にしても、材料が良ければ、質は保てます。独り言の記事も、材料は、その日の本当の体験です。質が落ちる心配があるときは、出す前に、人が目を通す1段を残します。

時間の変化を記録する

1本目に1時間かかった作業が、2本目に30分を目指す。このように、時間の変化を記録すると、改善の効果が見えます。記録は、メモ帳に1行で足ります。

手作業の候補を、一覧にする

自動にしたい手作業を、一覧にします。「毎週の集計」「月末の連絡」「記事の公開作業」のように、頻度とあわせて書きます。頻度が高い物から、自動の候補にします。

自動にしたあとの見張り

自動にした仕事は、動いているかを、週に1回確かめます。止まっていても、気づかないことがあるからです。確かめる日を決めて、結果を1行で記録するのがおすすめです。

失敗したときの止め方

自動の仕組みが誤って動いたときの、止め方を先に決めておきます。「この画面の、このボタンを押す」と、手順を書いておきます。止め方を知っていれば、試すことが怖くなくなります。

人の手が必要な理由を、書き残す

手作業のまま残す所は、なぜ残すのかを書き残します。お客様への最終確認など、理由がはっきりしていれば、迷いません。理由のない手作業が、次の自動化の候補です。

流れの図を描く

作業の流れを、紙に図として描きます。四角と矢印で足ります。人が手でやる所を、色で囲むと、一目で分かります。図を社員と見ながら話すと、自動にする場所が決めやすくなります。

自動化の効果を、時間で数える

自動にした作業は、毎月何分減ったかを、数えます。「月に2時間減った」と分かると、次の自動化の動機になります。数字を、社員にも共有するのがおすすめです。

手作業を減らす順番

減らす順番は、「頻度が高い」「間違いが多い」「忘れやすい」の3つで決めます。この3つが重なる作業から、自動にします。順番が決まると、迷わずに進められます。

週1回の見直し

自動にした仕組みと、残した手作業を、週に1回、見直します。止まっている所や、新しく生まれた手作業を探します。見直しの時間は、10分で足ります。

気をつけること

自動化すると、間違いも自動で広がります。最初の数回は、出てきた物を、1つずつ確かめてください。お客様の情報が入る流れでは、自動化の前に、扱いの決まりを確かめるのがおすすめです。

今から始める社長へ

くり返している仕事の流れを書き出して、人の手が入る所に印をつけてみてください。詰まりの場所が見えると、直す順番が決まります。