ニタ|ひとり社長の軽トラDX

家 › AI家庭教師の部屋 › 第13章 › 記事

場面2「AIへの頼み方・聞き方で迷うとき」 15/49本目

面倒で先送りしている仕事は、AIに最初の一歩まで分けてもらう

やらなければいけないと分かっている。でも、面倒で、どこから手を付けていいか分からない。気づけば何週間も、やることの一覧に残ったまま。この記事では、僕が2026年の3月に、AIに仕事を小さく分けてもらって先送りを片付けた体験と、社長が今日から使える頼み方を書きます。

先送りしていた解約の準備が、30分で終わった

2026年の3月、ある朝の会話で、AIに先送りしていた仕事の話をしました。使っていた他社の道具を解約する準備です。面倒で、ずっと先送りしていました。AIは、その仕事を小さな一歩に分けて、最初の一歩を示してくれました。やってみると、1つは30分で片付き、もう1つも短い時間で終わる見通しになりました。「これ本当すごいね」と感じました。「めんどくさいと思った瞬間に、AIからタスクを分解して」もらえる。これが一番の驚きでした。

解約できない裏に、使っている機能が2つあった

分けてもらう中で、なぜ解約が進まなかったのかも見えてきました。解約できない裏に、その道具でまだ使っている機能が2つあったのです。機能を使えば使うほど、その道具から離れにくくなる。だから、なんとなく面倒に感じて、手が止まっていました。理由が分かると、やることがはっきりします。使っている2つの機能を、別の道具に移す。それができれば解約できる。この体験は、道具を乗り換える人を手伝う時の説明にも使えると分かりました。

分かったのは、面倒の正体は「最初の一歩が見えないこと」だということ

この経験で分かったのは、面倒に感じる仕事の多くは、最初の一歩が見えていないだけだということです。

  • 仕事が大きいまま、頭の中にある
  • どこから始めればいいか分からないので、手が止まる

小さく分けて、最初の一歩が見えれば、手は動きます。その分け方を、AIに頼めばいいのです。

今日から真似できる手順

1. 先送りしている仕事を、そのままAIに話す

まず、先送りしている仕事を、そのままAIに話します。「他社の道具を解約したいけど、面倒で進まない」のように、感じていることも含めて話します。整理して話す必要はありません。

2. 「最初の一歩を教えて」と頼む

次に、「この仕事を小さく分けて、最初の一歩を教えて」と頼みます。全部の手順を一度に出してもらうより、最初の一歩だけを聞く方が、すぐ動けます。

3. なぜ進まないのかも聞いてみる

「なぜこの仕事が進まないと思うか」も聞いてみます。自分では気づいていない理由が出てくることがあります。僕の場合は、使っている機能が残っていることでした。理由が分かると、やるべきことがはっきりします。

4. 最初の一歩は、その日のうちにやる

示された最初の一歩は、その日のうちにやります。30分以内で終わるような小さな一歩なら、今日の予定の隙間に入ります。一歩進むと、次の一歩は自分で見えてくることが多いです。

朝の会話に入れると続く

この使い方は、朝の会話に入れると続きます。朝、その日にやることをAIと確かめる時に、先送りしている仕事も1つだけ出します。毎朝1つずつ、先送りの仕事を小さく分けてもらう。それだけで、一覧に残り続ける仕事が減っていきます。

分けすぎないことも大事

小さく分けるのは大事ですが、分けすぎると、それ自体が負担になります。20個の手順が並ぶと、また面倒に感じてしまいます。「3つに分けて」と数を決めて頼むのがおすすめです。3つなら、全体も見えて、最初の一歩も分かります。

道具を乗り換える時に特に効く

この頼み方は、道具の乗り換えや解約のような仕事に特に効きます。乗り換えは、今の道具で何をしているかを洗い出し、新しい道具で同じことができるかを確かめ、移し、最後に古い方を止める、という順番です。頭では分かっていても、洗い出しの段階で面倒になって止まりがちです。AIに「今の道具で使っている機能を、一緒に洗い出して」と頼むと、質問に答えていくうちに一覧ができます。一覧ができれば、あとは1つずつ移すだけです。

頼み方の文の例

先送りの仕事をAIに話す時は、次のような文が使えます。「この仕事がずっと進んでいません。面倒に感じる理由を一緒に考えて、3つに分けて、今日30分でできる最初の一歩を1つだけ教えてください」。この文には、理由を考える、3つに分ける、30分の一歩を1つ、という3つの頼みが入っています。最後の「1つだけ」が大事です。候補がいくつも出てくると、どれから始めるかでまた迷ってしまうからです。

気をつけること

解約や契約に関わる仕事は、AIが示した手順をそのまま信じず、相手の会社の正式な案内で確かめてください。解約の時期や、残っている情報の扱いは、会社ごとに違います。道具を解約する前に、残しておきたい情報は控えを取ってください。また、AIに仕事の話をする時に、お客様の個人情報を入れすぎないように気をつけてください。

今から始める社長へ

先送りしている仕事は、怠けているから進まないのではありません。最初の一歩が見えていないだけです。今日、一覧に一番長く残っている仕事を1つ選んで、AIに「最初の一歩を教えて」と頼んでみてください。30分後には、その仕事が少し動いているはずです。