ニタ|ひとり社長の軽トラDX

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場面2「AIへの頼み方・聞き方で迷うとき」 11/49本目

接続の設定ファイルはAIに書かせる——エラーが出ても2〜3時間で繋がった

AIの道具どうしをつなぐ設定は、慣れていない人にとって、いちばん手が止まりやすい所です。手順を読んでも、途中で分からなくなる。設定の書き方一つ間違えただけで、動かなくなる。僕も2026年の2月に、ある方法でその壁を越えました。この記事では、何が変わったのかと、今から始める社長が接続の設定をAIに手伝わせる手順を書きます。

以前は、枝分かれが多くて最後は問い合わせ頼みだった

以前、ゴーハイレベルのMCPと、マヌスをつなごうとしたことがあります。MCPとは、AIの道具と外のサービスをつなぐための、決まりのようなものです。そのときは、設定の途中で選択肢が枝分かれして、進むほど分からなくなりました。最後は、「サポートに聞くしかない」というレベルまで行きました。自分だけで設定を進めるのは、そこで止まってしまっていました。

Antigravityが、設定ファイルを自分で書いた

2026年の2月、転機が来ました。アンチグラビティというAIの道具が、パソコンの中のファイルを、自分で書き換えられると分かったのです。そこで、MCPの設定ファイルを、アンチグラビティ自身に書かせてみました。もちろん、エラーは出ました。それでも、AIと一緒に試行錯誤して、2〜3時間でクロードデスクトップ、マヌス、ゴーハイレベルと、つながったのです。僕にとっては、これがブレイクスルーでした。

自分で書き方を調べて覚えるのではなく、書く作業そのものをAIにやらせる。エラーが出たら、そのエラーもAIに見せて直させる。この進め方が、つながった理由でした。

「自分で書けない」と「AIに書かせられない」は別の話

設定ファイルは、決まった書き方に従って、正確に書く必要があります。カンマが1つ足りないだけで動かない、といった細かい世界です。人が一から覚えると、時間がかかります。一方、AIは、決まった書式に沿って書くことが得意です。細かい間違いも、エラーの文章を読んで、自分で直せます。つまり、人がやると大変な作業ほど、AIに向いていることが多いのです。僕が2026年2月に体験したのは、その典型でした。人の苦手なところを、AIが引き受けてくれたことで、止まっていた接続が動き出しました。

今日から真似できる手順

使う道具や画面は変わりますが、「設定ファイルをAIに書かせる」進め方の骨組みは共通です。

1. 何と何をつなぎたいかを、日本語で書く

最初に、つなぎたい道具の名前と、つないだあとにやりたいことを、文章にします。「AとBをつなぎ、Aの画面からBのデータを見られるようにしたい」のような形です。ここが曖昧だと、AIも迷います。

2. パソコンのファイルを書き換えられるAIに頼む

ファイルを直接書き換えられる種類のAIの道具を使います。文章だけを返すAIの場合は、書いてもらった内容を、自分で貼り付ける作業が必要になります。どちらの方法でも構いませんが、直接書ける道具のほうが、やり取りは減ります。

3. 書き換える前に、元のファイルの控えを取る

設定ファイルを触る前に、元のファイルを別の名前で保存します。うまくいかなかったとき、控えがあれば、すぐ元に戻せます。AIにも、「書き換える前に控えを取って」と、最初に頼んでおきます。

4. エラーが出たら、そのまま見せて直させる

エラーが出ても、慌てません。表示された文章を、そのままAIに貼ります。「このエラーが出た。原因を調べて、直して」と頼むと、AIが次の案を出してくれます。これを何度か繰り返します。僕の場合は、2〜3時間で、つながるところまで行きました。

気をつけること

設定ファイルには、パスワードや鍵が書かれることがあります。その部分は、AIに見せる前に伏せるか、鍵を別の場所に分けて管理します。また、パソコンのファイルを書き換えられる道具は、間違えると、別のファイルまで壊す危険があります。大事なファイルのある場所とは、別の場所で試すと安心です。

難しそうなことを、先に避けない

設定ファイルと聞くだけで、自分には無理だと感じる人は多いと思います。僕も以前は、枝分かれに迷って、サポートに聞くしかないところまで行きました。でも、書く作業をAIに任せられるなら、必要なのは、書き方を覚えることではありません。目的をはっきり伝え、控えを取り、エラーを見せる。この3つができれば、進めます。

つながったあとに、確かめること

設定がつながったように見えても、実際に動くかは、別に確認します。つないだ道具の画面で、簡単な操作を1つ試します。たとえば、データを1件だけ読み出してみる、という確認です。読み出せたら、次は小さな書き込みも試します。つなぐだけでなく、思ったとおりに動くことまで確かめて、初めて完了です。うまくいった設定は、控えを取り、あとで同じ設定を再現できるよう、手順も文章で残しておきます。

今から始める社長へ

AIの道具が増えるほど、道具どうしをつなぐ場面が増えます。つなぎ方の知識が無くても、AIに書かせ、エラーを見せて直させる進め方なら、進める可能性があります。まずは、小さな接続を1つ、控えを取ってから試してみてください。時間は数時間かかることもありますが、つながったときの景色は、変わります。