場面2「AIへの頼み方・聞き方で迷うとき」 46/49本目
記事、X投稿、台本を1本ずつ頼むのは手間。AIへの依頼を束ねて一気に流す
教科書でいうと → 第13章「頼み方を型にする」(解説動画つき)
ブログを書いて、次にX用の短い文を頼んで、さらに動画の台本を頼む。同じ材料なのに、3回も説明し直していませんか。この記事では、僕が2026年1月と6月に考えた、AIへの依頼を束ねて一気に流す方法を、社長向けにまとめます。
3〜5分話すだけで、材料になる
2026年1月11日、僕は、3〜5分話した音声を流すだけで、ブログとSNSを作る形を考えました。毎日5分話すだけで、コンテンツが楽にできます。複数の道具を組み合わせた連携に、驚きました。最初の材料は、社長の声です。話した内容があれば、そこから複数の文章を作れます。
1本ずつ頼むのが、手間だった
2026年6月10日、僕は、ブログ、X投稿、ショート動画の台本などを、1本ずつ頼むのが手間だと感じていました。そこで、一連のAIへの依頼を束ねて、一気にやるワークフローがあると知りました。入口はOpalでしたが、AntigravityでもClaude Codeでも、同じことができると分かりました。
一連で流せる形になった
結果として、リサーチから、記事、X投稿、台本までを、一連で流せる形になりました。複数のAIを束ねる考え方を、僕は、オーケストレーションと呼んでいます。文字起こしから仕事を出し、タスク管理までAIで回す、という目標に向かう、最初の一歩でした。
自分の仕事で束ねる手順
ここからは、社長が自分の仕事で試す手順の提案です。
1. 同じ材料から作る物を並べる
1つの材料から作りたい物を、並べます。たとえば、ブログ記事、短い投稿文、動画の台本です。
2. 材料を1か所に置く
話した内容の文字起こしや、メモを、1か所に置きます。全部の依頼で、同じ材料を使います。
3. 順番を決める
「材料の整理」→「記事」→「短い投稿文」→「台本」のように、順番を決めます。前の結果を、次の材料として使います。
4. 1回の依頼文にまとめる
順番を、1つの依頼文に書きます。「この材料から、次の3つを順に作ってください」という形です。
束ねるときの注意
一度に頼みすぎると、1つ1つの質が下がります。最初は、2つの物だけを束ねて、慣れたら増やします。出来上がった物は、それぞれ、人が目を通してから出します。
材料の質が、すべてを決める
束ねる方法は、材料の質に左右されます。社長の体験や、お客様とのやり取りが入った材料は、どの物にも、その会社らしさを与えます。材料が薄いと、全部の物が薄くなります。
よくある疑問:専用の道具が要りますか
専用の道具がなくても、始められます。1つのAIに、順番を書いた依頼文を渡すだけで、一連の作業を試せます。慣れたら、毎回の手間を減らす道具を、探すのがおすすめです。
出す前の点検
束ねて流すと、一度に多くの物ができます。出す前に、事実、数字、お客様の名前が入っていないかを、点検します。点検のためのチェック表を作っておくと、毎回、同じ基準で確かめられます。
材料を録る習慣
束ねる流れの入口は、材料を録る習慣です。毎日5分、その日の気づきを話して録ります。1週間たつと、材料が35分たまります。材料があれば、束ねる流れは、いつでも動かせます。
出来上がった物の保管
束ねて作った物は、種類ごとに保管します。記事、短い投稿文、台本を、別々のフォルダに入れ、日付をつけます。あとから探しやすく、再利用もしやすくなります。
失敗したときの戻り方
途中で失敗したら、前の段階に戻って、やり直します。たとえば、記事ができたあとに台本で失敗したら、記事はそのまま使って、台本だけ作り直します。段階ごとに結果を残しておくと、戻るのが楽です。
流れの名前を付ける
束ねた流れには、名前を付けます。「週1回のお知らせセット」のように、何を作る流れか分かる名前です。名前があると、社員にも頼みやすくなります。
束ねる前に、1本ずつ試す
最初から束ねず、記事、短い投稿文、台本を、1本ずつ作ってみます。それぞれの出来が分かったうえで、束ねると、直す場所が見つかりやすいです。慣れると、束ねる範囲を、自然に広げられます。
話す内容の型を決める
毎日話す内容は、型を決めると、続けやすくなります。「今日の気づき」「お客様の質問」「明日の予定」の3つを、順に話します。型があると、材料の質も安定します。
束ねた流れを、人に引き継ぐ
束ねた流れは、手順を文書にして、社員に引き継げます。「材料を入れる」「依頼文を貼る」「出来を確かめる」の3つに分けて書きます。引き継げる形になると、社長の時間が空きます。
気をつけること
AIが作った物は、そのまま出さず、社長の目で確かめます。複数の媒体に出すときは、媒体ごとの決まりも確かめてください。また、お客様の情報が入った材料は、伏せてから流します。
今から始める社長へ
今週の材料を1つ決めて、ブログと短い投稿文を、1つの依頼にまとめて頼んでみてください。説明し直す手間が減ると、続ける気力が残ります。