ニタ|ひとり社長の軽トラDX

家 › AI家庭教師の部屋 › 第13章 › 記事

場面2「AIへの頼み方・聞き方で迷うとき」 44/49本目

発売当日に何から手を付けるか分からない時は、AIに優先タスクを出させる

商品やサービスの公開日が来たのに、やることが多すぎて、何から手を付けるか分からない。そんな日はありませんか。この記事では、2026年3月1日、僕がKindle本の発売当日に、AIに優先タスクを出させて決めた進め方を、社長向けにまとめます。

発売日なのに、準備が足りなかった

2026年3月1日は、僕のKindle本の発売当日でした。案内のページは作ってありましたが、メール配信のワークフローも、送信ドメインも、まだ整っていません。配信のテストも、していませんでした。発売日に、すべてが揃っているわけではなかったのです。

優先タスクを、AIに出させた

そこで僕は、Claude Desktopに、優先タスクを出させました。出版に合わせて、何から手を付けるかを、AIに提案させるためです。続いて、その案を、もう1つのAI(Antigravity)の意見と、突き合わせました。2つの意見を比べて、順番を決めたのです。

初動が、決まった

決まった初動は、次のとおりです。Amazonのページを取得する。SNSに投稿する。知人に直接連絡する。準備が足りなくても、読者に届く最初の動きを、先に決められたことが、大きな収穫でした。

自分の仕事で試す手順

ここからは、社長が自分の仕事で試す手順の提案です。

1. 状況をそのまま書く

何が終わっていて、何が終わっていないかを、箇条書きで書きます。足りない点も、隠さずに書きます。

2. AIに順番を出させる

その箇条書きを、AIに渡して、「今日1日で、優先してやることを5つ、順番に出してください」と頼みます。

3. 別のAIに見せて比べる

出てきた案を、別のAIにも見せて、「この順番で問題ないか」と聞きます。2つの意見が違う所は、理由を比べます。

4. 最後は社長が決める

2つの案を見て、最後は、社長が決めます。決めたら、今日の最初の1つに、すぐ取りかかります。

初動は、お客様に届く動きから

優先順位をつけるときは、お客様に届く動きを、先にします。内部の整理や、仕組みづくりは、あとです。発売日なら、まず、お客様が見つける入口を、整えます。

足りない準備は、日付を決めて書く

配信の準備や、テストのような、後回しにする物は、日付を決めて書きます。「いつかやる」にすると、永遠に残ります。AIに、「残りの準備を、1週間で終えるスケジュールにしてください」と頼むと、案が出ます。

よくある疑問:AIの案は、信じてよいですか

AIの優先順位は、材料が正しければ、よい案を出します。ただ、会社の事情や、お客様との関係は、AIが知らない場合があります。案を参考にして、自分の判断で、入れ替えて構いません。

2つのAIを使う理由

1つのAIだけに聞くと、そのAIの癖に引きずられます。2つに聞いて比べると、偏りに気づけます。意見が違うときは、どちらかを選ぶのではなく、違いの理由を考える時間にします。

初動の期限を決める

優先タスクを決めたら、それぞれに期限をつけます。「今日中」「3日以内」「1週間以内」のように、3段階に分けると、動きやすくなります。期限のない作業は、後回しになりがちです。

突き合わせで見えること

2つのAIの案を比べると、片方にしか出てこない作業が見つかります。それが、見落としていた作業の可能性があります。違いを見つける目的で、複数のAIを使うのも有効です。

完了の記録をつける

終わった作業は、表に日付をつけて記録します。「発売日に、ここまでやった」と分かると、あとから振り返れます。記録は、次の発売や公開のときの、チェック表になります。

初動のあとの1週間

初動が終わったら、残りの準備を、1週間のスケジュールに並べます。AIに、「この残りを、1週間でどう進めるか」と聞くと、案が出ます。案を見て、自分の予定に合わせて、直します。

発売後の反応の見方

発売のあとは、反応を見る日を決めます。1日後、3日後、1週間後に、数字や声を確認します。反応が少ないときは、案内の言葉や、見せ方を変えて試します。

お客様への連絡の順番

知人やお客様に連絡するときは、親しい人から順に連絡します。最初の反応が早く返ってくるので、次の連絡の参考になります。一斉に送る前に、数人で試すのがおすすめです。

発売前にできる準備

次の機会には、発売の1週間前に、配信の準備を済ませておくのがおすすめです。送信の設定や、テストを前もって行えば、当日は、お客様への連絡に集中できます。準備のチェック表を、今回のうちに作っておきます。

迷ったときの相談先

発売や公開の場面で迷ったら、1人で抱えず、信頼できる人に相談します。AIの案と、人の意見の両方を聞くと、判断が安定します。相談する人を、先に決めておくと安心です。

気をつけること

AIに渡す状況の説明に、お客様の個人情報や、社外に出せない情報を入れないでください。また、メールの一斉配信のように、お客様に届く操作は、AIに任せず、社長が最後に確認します。

今から始める社長へ

今日のやることを、足りない点も含めて、5行で書いてみてください。それをAIに渡すと、迷いが整理され、最初の1歩が決まります。