場面1「AIの道具を入れて、使い始めるとき」 24/27本目
コードが分からなくても、AIにHTML1枚のページを作らせて貼れば動く
教科書でいうと → 第10章「ホームページの見本」(解説動画つき)
ホームページの小さなページを1枚だけ作りたい。でも、制作会社に頼むほどではないし、自分ではコードが分からない。そんな場面はありませんか。この記事では、僕が2026年の3月に、コードが分からないまま、AIで1枚のページを作った経験を、社長向けにまとめます。
本の読者への特典ページを、AIで作った
2026年3月10日、僕は、Kindle本の読者特典のページを作りました。コードは、分かりません。そこで、AIのAntigravityにお願いして、HTML1枚のページを作ってもらい、それを業務の道具に貼り付けて、完成させました。HTMLというのは、ページの見た目を決める文字の並びです。1枚の文章を貼れば動く、という考え方が、ここでの要点です。
貼れば動く、画像はURLをつける
業務の道具は、HTMLを貼れば動く作りでした。画像は、道具の中に上げて、そのURLをページにつければ、表示されます。この2つが分かれば、作業は、ほぼ決まります。AIがページを作る、道具に貼る、画像を上げてURLを入れる、の順です。体験から、地図の情報用のページ程度なら、AIだけで作れると分かりました。
自分の仕事で試す手順
1. ページの目的を、1行で書く
「この本を買った人が、特典の資料を受け取るページ」のように、目的を1行にします。目的が決まると、載せる内容が絞れます。
2. 載せる内容を、箇条書きにする
見出し、説明の文章、ボタン、画像の置き場所を、箇条書きにします。細かい見た目は、AIに任せて構いません。
3. AIに、HTML1枚で頼む
「次の内容で、HTML1枚のページを作ってください。画像の部分は、後でURLを入れます」と頼みます。出てきた文字列を、まるごとコピーします。
4. 道具に貼って、画像のURLを入れる
業務の道具のHTMLを貼る部分に、コピーした文字列を貼ります。画像を道具に上げて、そのURLを、ページの指定の場所に入れます。
スマホで見て、確かめる
貼ったあとは、スマホで開いて、見た目を確かめます。文字が小さすぎないか、ボタンが押せるかを見ます。崩れていたら、画面の写真を、AIに見せて「この部分を直してください」と頼みます。
どこまでAIに任せてよいか
小さな案内のページや、地図の情報のページのように、中身が単純な物は、AIに任せやすい分野です。一方、決済や会員の管理が絡むページは、間違いが大きな影響を与えるので、専門家に相談するのが安心です。
直しやすくしておく
あとから文章を変えることを考えて、直す場所が分かりやすい形で、頼んでおきます。「文章は、ページの上のほうにまとめてください」と添えると、直す作業が楽になります。直したいときは、直したい点を言葉で伝えて、作り直してもらいます。
よくある疑問:セキュリティは大丈夫ですか
簡単なページは、個人情報を集めない作りなら、リスクは小さいです。フォームやログインが入る場合は、使う道具の機能を使い、自作のコードに、個人情報の受け取りを任せないでください。
作る前に、見本を探す
ページを作る前に、似たページを、2〜3枚探しておきます。「このページの雰囲気で」と、見本を見せると、AIが意図をくみ取りやすくなります。他の人のページを、そのままコピーするのではなく、構成や色合いの参考にとどめます。見本があると、頼む言葉が少なくて済み、手戻りが減ります。
直しながら、育てる
最初に出てきたページが、思い通りでないのは、普通のことです。「ボタンを大きくして」「色を落ち着いた青にして」と、少しずつ頼んで、直していきます。3〜5回のやり取りで、公開できる形に近づきます。直した点を、メモに残しておくと、次のページ作りで、同じ指示を使い回せます。
ページを増やすときの考え方
1枚作れたら、同じ型で、別のページも作れます。型をAIに覚えさせておけば、内容だけを差し替えて、複数のページを素早く作れます。ただし、増やす前に、最初の1枚が、実際に役立っているかを、確かめてください。問い合わせや、ダウンロードの数を見て、続けるかを決めます。
公開後の、数字の見方
公開したあとは、ページを見た人の数と、ボタンを押した人の数を、1週間ごとに見ます。数字が少なくても、すぐに作り直さず、案内の出し方を変えて、反応を見ます。
うまくいかないときの相談先
貼っても表示が崩れるときは、崩れた画面の写真と、貼った文字列を、AIに見せて原因を聞きます。たいていは、貼る場所の間違いか、文字列の一部が欠けたことが原因です。
気をつけること
AIが作ったページには、思わぬ誤字や、古い情報が入ることがあります。公開する前に、文章を1行ずつ読み、リンクが開くかを確かめます。また、他の人の画像や文章を、許可なく使っていないかも、確認してください。
今から始める社長へ
まず、公開したいページを、1つ、箇条書きで書き出してみてください。その箇条書きをAIに渡すところから、HTML1枚のページ作りが始まります。