場面6「AIに任せる範囲を、決めていくとき」 27/36本目
外注だと試作が重い企画は、AIに8〜9割やらせて、10日で回し始める
教科書でいうと → 第17章「業務システムをAIと作る」(解説動画つき)
新しい事業のアイデアがあるのに、外注に出すと、試作だけで手間と負担が大きい。数本作ってみないと、当たり外れも分からない。そんな理由で、試すこともできずにいませんか。この記事では、僕が2026年の3月に始めた、AIに制作を任せた動画チャンネルの話を、社長向けにまとめます。
外注だと、試作が重い
2026年3月24日、僕は、YouTubeの偉人チャンネルを、始めました。アイデアはあっても、外注すると、試作の手間と負担が大きくなります。数本作らないと、当たり外れも、分かりません。そこで、制作の流れを、AIに任せる形にしました。
流れは、5つの段階
流れは、こうです。まず、AIと壁打ちをして、企画を決める。次に、AIが原稿を書く。別のAIが、原稿を点検する。音声は、VOICEPEAKという道具で作る。最後に、AIが動画にして、自動で投稿する。AIの音声だけだと、聞いた人が冷めるので、音声の部分だけ、別の道具で作りました。
8〜9割が、AIの作業
結果として、作業の8〜9割を、AIが行いました。10日ほどで、再生が回り始め、企画3つを、並行して進められるようになりました。僕の感想は「やっていて、ちょっと面白いな」でした。試作の重さが、なくなったからです。
自分の仕事で試す手順
1. 試したい企画を、1つ選ぶ
事業や発信の企画のうち、外注すると重いものを、1つだけ選びます。
2. 制作の流れを、段階に分ける
企画、原稿、点検、仕上げ、公開の5段階に分けます。段階ごとに、AIに任せる範囲を決めます。
3. 点検役を、別に置く
原稿を書くAIと、点検するAIを、分けます。同じAIに点検させるより、別のAIの方が、間違いに気づきやすくなります。
4. 数本作って、反応を見る
最初は、数本だけ作って、反応を見ます。当たり外れが分かったら、続けるか、やめるかを決めます。
自分で決める部分を、残す
8〜9割をAIが行っても、企画の方向や、最終的な品質の判断は、人が行います。AIの作業の中に、人が確認する場所を、決めておきます。確認の場所があるから、安心して任せられます。
試作のコストが下がると
試作の負担が下がると、企画を、気軽に試せます。数本作って、反応が悪ければ、別の企画に切り替えられます。僕は、企画3つを並行して試しました。当たりを見つけるまでの回数を、増やせます。
品質を保つ工夫
AIだけで作ると、どれも同じ雰囲気になりがちです。声や雰囲気など、お客様に直接触れる部分は、道具を選び直すなど、工夫が要ります。僕が音声だけ別の道具にしたのも、そのためです。
よくある疑問:権利や規約は大丈夫ですか
動画の公開や、素材の使用には、サービスの規約や、権利の決まりがあります。公開前に、使う素材と、公開先の規約を、確認してください。
企画の選び方
最初の企画は、失敗しても痛手が小さく、反応が数字で見えるものを選びます。動画なら、再生の数が、反応の目安になります。お客様に直接触れない企画から始めると、気軽に試せます。
点検の基準を、先に作る
点検役のAIには、点検の基準を、先に渡します。事実が合っているか、表現が適切か、誇張がないか、の3つです。基準が明確だと、点検の結果が、安定します。
続けるかどうかの、判断
数本作って、10日ほど様子を見ます。反応が出てきた企画は、続けます。反応が弱い企画は、やめて、別の企画に力を移します。やめる基準を、先に決めておくと、迷いません。
空いた時間の、使い道
制作をAIに任せて空いた時間は、お客様との対話や、新しい企画づくりに使います。人にしかできない仕事に、時間を回せるのが、AIに任せる大きな利点です。空いた時間の使い道を、先に決めておくのがおすすめです。
最初の1本を作るまで
最初の1本は、完成度を求めず、流れが最後まで通るかを確かめることを目標にします。企画から公開の手前まで、一通り進めて、詰まった所を直します。2本目からは、作業が、ぐっと早くなります。
人の確認が必要な場面
事実を扱う内容、人の名前や出来事に触れる内容、お金に関わる表現は、人が確認する場面です。確認の項目を、チェック表にして、公開前に毎回見る習慣をつけてください。
試作の記録を残す
作った本数、かかった時間、反応の数字を、1本ごとに1行で記録します。記録が溜まると、どの企画が当たりやすいかが見えてきます。数字で見ると、気分に左右されず判断できます。
気をつけること
自動で投稿する仕組みは、間違いがそのまま公開されます。最初は、非公開で試して、人が確認してから公開する形がおすすめです。また、事実を扱う内容は、元の資料で確かめてください。
今から始める社長へ
まず、外注に出すか迷っている企画を、1つ選んでください。その企画の制作の流れを、5つの段階に分けて書き出すところから、始められます。