場面2「AIへの頼み方・聞き方で迷うとき」 32/49本目
ブログの最初の一文が書けない日は、話した言葉をAIに編集させる
教科書でいうと → 第4章「文書と表とスライド」(解説動画つき)
ブログを書こうとしても、最初の一文が出てこない。パソコンの前で、何もできないまま時間が過ぎる。そんな日はありませんか。この記事では、僕が2025年の9月に勧めた、話した言葉を文字にして、AIに編集させるやり方を、社長向けにまとめます。
一番苦しかったのは、最初の一文
僕にとって、ブログで一番苦しかったのは、最初の一文が書けない日でした。2025年9月、僕は、文字起こしからAIで整え、ブログにして、複数のSNSへまとめて投稿する流れを人に勧めました。理由は、話した言葉を、そのまま発信の材料にしたかったからです。書き出しの壁は、話した内容をAIに編集させることで、消えました。
全部をAIに書かせると、中身が無くなる
ただし、僕は、全部をAIに書かせることはおすすめしていません。全部をAIに書かせると、中身が無くなるからです。芯になるのは、社長の言葉と、現場のノウハウです。僕自身も、AIを使って電子書籍を1冊書き、10時間分の講座を作りました。講座は、3回作り直しています。AIを使うと、僕の言葉でいえば「何でもない」作業になりました。
自分の仕事で試す手順
1. 話す内容を、1つだけ決める
話す前に、テーマを1つ決めます。「今週、お客様に聞かれたこと」くらいの小さなテーマで十分です。
2. スマホで、3〜5分、話して録る
スマホの録音機能で、3〜5分、話します。原稿を読む必要はありません。思い出しながら、普段の話し方で話します。
3. 文字にして、AIに整えさせる
録音を文字に起こし、AIに「意味を変えずに、読みやすい文章に整えてください」と頼みます。このとき「私の言葉遣いは、できるだけ残してください」と添えるのがおすすめです。
4. 最初の一文は、後から決める
文章が整ったあとで、最初の一文を、AIに3案出してもらいます。その中から選ぶか、自分で書き直します。書き出しが一番最後に決まるので、書けない日がなくなります。
芯を残す、直し方の目安
AIが整えた文章に、入れてほしい物があります。自分の経験、お客様とのやり取り、数字、現場で見た光景です。それが抜けていたら、足してもらうか、自分で書き足します。文章の温度は、そうした一次の情報で決まります。
よくある疑問:話すのが苦手でも大丈夫ですか
話すのが苦手なら、誰かに質問してもらう形がおすすめです。質問に答える形なら、言葉が出やすくなります。お客様や社員に、5分だけ聞き役になってもらってください。
続けるコツ
毎日でなくて構いません。週に1回、決まった曜日に録るだけでも、1か月で4本の材料が溜まります。溜まった材料は、ブログ、メール、SNSの投稿に使い回せます。
話す前の、1分の準備
録音の前に、1分だけ、話す順番を考えます。最初に結論、次に理由、最後に具体的な場面、の順で話すと、文字にしたとき、読みやすい文章になります。メモは、キーワードを3つ書くだけで十分です。準備が1分あるだけで、話しながら迷う時間が減ります。
AIに頼む指示の例
文字にした話を、AIに頼むときの指示は、短くて構いません。「次の文章を、意味を変えずに、読みやすい文章に整えてください。私の言い回しは、できるだけ残してください」といった具合です。続けて「見出しを3つ付けてください」と頼むと、そのままブログの形になります。うまく整わなかったときは、指示を変えるより、元の話を録り直した方が早いこともあります。
書けない日の過ごし方
どうしても書けない日は、書こうとするのをやめて、話す日に切り替えます。話した内容を材料にすれば、書く作業の中で一番重い「ゼロから考える」部分が、軽くなります。書けない日を責めずに、材料を集める日と決めてしまうのが、続けるコツです。
書いた後の、読み返し方
整えた文章は、声に出して読み返します。声に出して、つっかえる所は、読む人にも読みにくい所です。つっかえた所を直すだけで、文章はずっと読みやすくなります。最後に、事実と数字を、1つずつ確かめてから公開します。
続けるための、小さな目標
最初から、長い記事を目指さなくて構いません。まずは、500字の短い文章を、週に1本出すところから始めます。続けるうちに、話す内容が増え、1本あたりの長さも自然に伸びます。続いたこと自体が、一番の成果です。1本出せたら、その週は合格と考えてください。
気をつけること
録音には、お客様の名前や、社外に出せない話が入ることがあります。文字にしたあとで、公開してよい内容かを、自分の目で確かめてください。また、AIが付け足した内容が、事実と合っているかも、確認が必要です。
今から始める社長へ
今日、5分だけ、今週のお客様とのやり取りを、スマホに向かって話してみてください。最初の一文に悩む前に、話した言葉が、材料になります。