場面5「複数のAIや仕組みで、回していくとき」 27/40本目
地図の口コミを中心に発信を広げると、AI検索で見つけてもらう備えにもなる
教科書でいうと → 第9章「口コミ返信と地図検索」(解説動画つき)
「これからはAIで探す時代です」。そんな話を聞いて、不安になった経験はありませんか。けれども、実際に何をすればいいのかを、具体的に教えてくれる人は多くありません。この記事では、僕が2025年の夏から秋にかけて気づいた、「地図の口コミを中心に発信を広げると、AI検索への備えにもなる」という考え方を、社長向けにまとめます。
脅かしばかりで、成功例を誰も教えない
2025年の8月末、僕はAI検索への対策と、掲示板サイトの勉強をしていると話しています。そのとき感じていたのは、AIの話は脅かしばかりで、具体的な成功例を誰も教えてくれない、ということでした。僕が大事だと思ったのは、新しい技術そのものではありません。「AIで使えることを知った」という、知ること自体が最大の変化でした。お店の投稿をAIで作って、3つの媒体へ自動で出す。それを自分でも実際にやりながら、伝える側に立つと決めました。
地図の口コミを真ん中に置く
2025年の10月3日、僕はあることに気づきました。地図の口コミを中心に据えて、そこからSNSへ広げていくと、AI検索の評価にもつながる。これが、AIで探される時代の武器になる、と話しています。理由は単純です。AIは、ネット上にある文字の情報を集めて答えを作ります。地図の口コミや、お店の投稿は、まさにその材料になります。そして「そこまで考えてやってる人が今ほとんどいない」とも話しました。先に動いたほうが有利になる、という見立てでした。
売り文句が変わった
この気づきで、お店向けの伝え方も変わりました。それまでは「地図の対策」を前面に出していましたが、「地図と、AI検索への備えを一緒にやる」という形に整理したのです。お店の社長にとっては、やることは同じです。地図の情報を整え、口コミに返信し、投稿を続ける。それが、AIで探されたときの材料にもなります。
自分のお店で始める手順
特定の道具に頼らず、順番だけ書きます。
1. 地図のお店の情報を、先に整える
営業時間、定休日、電話番号、メニュー、写真。まず、地図に載っているお店の情報を最新の状態にします。ここが古いままだと、AIも古い情報を拾ってしまいます。
2. 口コミには、早めに返信する
口コミへの返信は、お店の姿勢を伝える文字の情報になります。返信を考えるのが大変なら、AIに下書きを作らせて、人が読んで直す形がおすすめです。
3. 投稿を、短い文字つきで続ける
写真だけでなく、短い説明の文を添えます。文字になっている情報は、AIが拾いやすくなります。
4. 地図の情報と、SNSの内容をそろえる
営業時間や場所の説明が、地図とSNSで食い違っていないかを確かめます。食い違いがあると、AIがどれを信じてよいか迷います。
全部を一度にやらなくていい
ここに挙げたことを、いきなり全部やる必要はありません。僕自身も、まず原理原則として、口コミへの返信と、地図の基本情報の整備を土台にして、その上にSNSを載せる順番で進めました。最初の1か月は、地図の情報を整えて、口コミに返信するだけで構いません。そこに慣れてから、投稿を足してください。
小さなお店ほど、先に動く意味がある
大きな会社は、AI検索への対応を始めるまでに、社内の確認や承認に時間がかかります。一方、お店や小さな会社は、社長が決めれば、明日から地図の情報を直し、口コミに返信できます。動きの速さは、小さな会社の強みです。周りがまだ様子見をしているうちに、基本を整えておくことが、後で差になって返ってきます。
続けるための、月1回の見直し
地図の情報は、1度整えて終わりではありません。営業時間の変更、新メニュー、臨時休業。お店の状況は変わるので、月に1回は、地図とSNSの情報を見直す日を決めておきます。カレンダーに「地図の見直し」と書いておくだけで、情報の古さを防げます。
よくある疑問:AI検索の対策は、特別な道具が要りますか
特別な道具は、要りません。僕が土台にしたのは、地図のお店の情報の整備と、口コミへの返信という、基本的な作業でした。道具を増やす前に、今ある情報を正確にして、文字で残す。まずはそこからで十分だと考えています。分からないことが出てきたら、AIに「うちのお店の情報で、足りない点はどこか」と聞いて、洗い出してもらうのも1つの方法です。
気をつけること
AI検索の仕組みは変わり続けていて、何をすれば確実に上位に出るという方法は、まだ誰にも分かりません。ここで書いたのは、僕が気づいた考え方であり、結果を約束するものではありません。また、口コミの返信や投稿で、事実と違うことや、誇張した表現を書かないでください。信用を失うほうが、損失は大きくなります。
今から始める社長へ
AI検索の話に不安になったら、まず地図の自分のお店の情報を、いま一度見直してみてください。営業時間と電話番号が正しいかを確かめるだけでも、備えの第一歩になります。