ニタ|ひとり社長の軽トラDX

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場面5「複数のAIや仕組みで、回していくとき」 25/40本目

毎日の投稿を2か月続けたお店の、地図の検索順位が圏外から8位になった

お店を地図で探してもらいたい。でも、店名で検索されるのは、すでに知っている人だけです。本当に増やしたいのは、「地名+料理名」で探している新しいお客様です。この記事では、僕が2025年の9月に、沖縄のそば店で確かめた、毎日投稿と地図の順位の関係を書きます。

圏外から8位に上がっていた

2025年の9月23日、沖縄のそば店の状況を確かめました。そのお店では、約2か月間、3つの媒体へ毎日投稿を続けていました。その結果、Googleマップの順位が、圏外から8位に上がっているのを確認したのです。「これ驚いたのが…ランクアップしてて」と話したくらい、はっきりした変化でした。お店の側の希望は、店名ではなく「地名+料理名」で検索されたい、ということでした。実績を数字で示せるようになったのは、大きな収穫でした。

動画のリンクだけではAIは学習しない

同じ時期に、もう1つ分かったことがあります。動画のリンクだけを置いても、AIはその内容を学習してくれない。テキストが要る、ということです。地図の順位に限らず、AIが情報を拾うときは、文字になっている情報が頼りです。投稿を続けるときも、写真と、短くても文字の説明をつけるほうが、後で効いてくると考えられます。

自分のお店でやること

1. 狙う検索の言葉を決める

「地名 そば」のように、地名と料理名の組み合わせを、まず1つ決めます。店名を知らない人が、どんな言葉で探すかを考えます。

2. 毎日の投稿に、その言葉を自然に入れる

無理に詰め込まず、写真の説明の中に、地名と料理名が自然に出てくるようにします。たとえば「今日のランチは、地元の名物そばです」のように書きます。

3. 2か月を目安に、続ける

僕が確かめたのは、約2か月の毎日投稿の結果でした。数日で順位が動くことを期待せず、まず2か月を1つの区切りにするのがおすすめです。

4. 順位を、月に1度、同じ方法で確かめる

順位を確かめる日と、確かめる言葉を決めておきます。毎回違う言葉で確かめると、変化が分かりません。

数字で示せると、次の相談が楽になる

「毎日投稿すると、地図の順位が上がる」と口で言うのと、「圏外から8位になった」と見せるのでは、説得力が全く違います。お店に提案する側にとっても、お店の社長自身にとっても、数字は続ける力になります。順位だけでなく、問い合わせの数や、来店の理由に「地図を見て」が増えたかも、あわせて見ておくとよいです。

順位を追うときの、見る場所の決め方

順位を確かめるときは、同じ場所、同じ言葉、同じ時間帯で確かめるのがおすすめです。たとえば、店の近くで、毎月1日の昼に、「地名+料理名」で検索する、というように決めます。そうすると、変化が本当に順位の変化なのか、見る条件が違っただけなのかを、区別できます。結果は、日付と一緒に表に残しておくと、後で振り返るときに役立ちます。

続けるための、投稿の材料の集め方

毎日投稿を2か月続けるには、材料が必要です。お店では、その日の仕込み、料理の写真、お客様の様子を撮るだけで、材料はそろいます。時間のある日にまとめて撮っておくと、忙しい日でも途切れずに投稿できます。続けること自体が、いちばんの難しさです。仕組みで続けられる形を先に作ってください。

順位が上がった後に、見ておきたいこと

順位が上がっても、それだけでは売上は増えません。地図から電話や来店につながっているかを、あわせて見るのが大切です。たとえば、お店のページの電話ボタンが押された回数や、道順を調べられた回数を確かめます。順位は入口にすぎません。入口を広げたら、その先の動きも見てください。

投稿の中身を、お客様の目線に近づける

地名と料理名を入れるだけでなく、お客様が知りたいことを添えるのもおすすめです。たとえば、駐車場があるか、待ち時間はどれくらいか、子ども連れでも入りやすいか。探している人が、行くかどうかを決めるときに知りたい情報を、投稿の中に書いておきます。そうすると、見た人が来店を決めやすくなります。

投稿を続けるお店の、1日の流れの例

たとえば、朝の仕込みのときに料理を1枚撮る。昼の営業が落ち着いたら、その写真に地名と料理名を添えた説明をつけて投稿する。所要時間は、慣れれば5分ほどです。毎日の作業を小さくしておくことが、2か月続ける一番の近道です。大きな作業にすると、忙しい日に手が止まってしまいます。

気をつけること

順位は、検索する人の場所や時間でも変わります。1回の結果だけで、成功や失敗を決めないでください。今回の結果は、ある沖縄のそば店の例で、他のお店や地域でも同じ結果になるとは限りません。また、投稿の数を増やすために、事実と違うことや、誇大な表現を書くのは避けてください。写真に写るお客様の顔など、個人が分かるものにも気をつけます。

今から始める社長へ

地図で探されたいなら、「地名+料理名」を決めて、毎日の投稿を2か月続けてみてください。まずは、今日の1枚の写真に、地名と料理名の入った説明を添えるところからです。